WEBマーケティングの考察 その3

WEBでのマーケティングも初期は、理論ばかり先行していたり、単純にプッシュ型の広告に頼っていたりという傾向が見られましたし、確かに一定の反応も得られていましたが、今日ではかなり熟成されてきた気がします。

また、従来のような単純なWEB広告は効果が減少しているのも事実です。
その1に記載したようにWEB関連事業は堅調な伸びをしめしていますが、唯一前年割れしているWEB事業が広告業だということからも、それが伺われます。

単純なバナー広告やメルマガの送りつけなどは今は効果が激減しています。
媒体も増えすぎていて、ユーザーも選別が厳しくなってきています。

そういう時代に入ってきているので、「広告」→「購買」という一直線のマーケティングは難しい時代になってきました。
広告のクリックレートやLPOだけ考えていても今はなかなか購買には結びつきません。

これは、モールだろうが独自だろうが、最終的には同じと思います。
釣堀に例えると、「楽天」という釣堀に糸たらすか、「Yahoo!ショッピング」に糸たらすか、「Google&YST」に糸たらすか、という違いしかないわけです。

すると従来の直線型の思考だと、短期的「どれだけ広告を打てるか」っていう単純なオチになります。
粗利益の高い商材を扱っているストア、企業はその利率の高さを背景に、ドカンドカンと広告を打ってきて力づくで勝負してきますので、3割程度の粗利益商材ですと、たちうちできません。

では、どうするか?

いくつも考え方はありますが、ここでは最近成果をあげている二つをまず紹介します。

ひとつは「データーベースマーケティング」
まぁ簡単にいうと、既存のお客さんを徹底活用しましょ、っていう話です。
これについては以前の日記でも記載しましたが、続編以降でまたご紹介します。

もうひとつは「囲いこみマーケティング(勝手に命名してます)」

どういうことかと言うと、「釣堀自体を作っちゃえ」っていう考え方ですね。

WEB初期に盛んに「双方向のコミュニケーションが云々」という話題が多かったですね。
理論的には、当時から正しかったのですがインフラが当時は整っていませんでした。
ですので理論先行の代表みたいになっていました。

ところがここにきて、インフラも整い、ネットがあるのが当たり前の生活になってきてから、いろいろな方法で「ユーザー参加」を促す「釣堀」が作られてきています。

これは、ハマると有効です。

インターネット普及前は企業からの情報発信がすべてといって良く、メディアコントロールも可能でした。

しかし、ここまでネットが普及しブログ、SNS、Twitterのようなユーザーが情報発信できるものが増えると、一企業が発信できる情報量などとても追いつくもんじゃありません。
「素人の趣味」というのは恐ろしい力をもっています。
その情報量は企業のもっているものをはるかに上回ります。

ならば、それをセグメントして釣堀を作ってしまい、各種のマーケティングの糸口にしようというのが最近の流れで、これは非常に有効な手段だと思います。

ただし、欠点は「一企業でそれだけの釣堀を作るのは膨大な時間、コストがかかる」という点ですね。
しかし、一度立ち上がってしまえば個別商品の検索順位などどうでも良く、投資分は回収可能です。
また、そのような「釣堀」を作っているサイトにマーケティングの誘致導線を絞っていくのも効果があり、今後主流になってくる可能性が高いと思っています。

【参考サイト:COOKPAD】

http://cookpad.com/

コメント

コメントする




CAPTCHA